またいつか! (終園式)

終園式。ムスメ、M幼稚園最後の日。いつものようにバスで登園。帰りは荷物もあるだろうから、お迎え。式の中で、舞台に上がってお別れの挨拶もしたらしい。(…大丈夫だったかしらん?)
荷物を引き上げ、先生方に挨拶し、いつものように担任のU先生と帰りのごあいさつ。
「せんせい、さよーなら、みなさん、さよーなら …またいつか!」
多分、ムスメは最後、ってイマイチ分かってない。長いお休みがある、程度みたい。お引越しして、和歌山のおばあちゃんトコに行くんよ、新しい幼稚園でがんばろうね、とは言って聞かせてはいるんだけど…。
まあ今はそれでも良いか…。


3歳1ヶ月で入園して以来、各担任をはじめ、他の先生方にもムスメは本当に本当に可愛がっていただきました。ムスコ出産後、なかなか遊びに付き合ってやることも出来ず、家で鬱々としていた母娘を救ってくれたのは、この幼稚園だったと言っても過言じゃありません。
特にお勉強に力を入れてるわけでもなく、ごくごくフツーの幼稚園。でもムスメはこの園で生きていく基礎を学んだと思います。先生やお友だちと交わすご挨拶、みんなで楽しむお歌やお話、絵本の楽しさ、楽しく食べる色んな食材の美味しさ、みほとけ様に手をあわすこと、広い園庭を力いっぱい走ること、昔ながらの遊具でお友だちと仲良く遊ぶこと。そして、大丈夫ですよ、お母さん!と言ってくださる先生方に、私は何度も肩の力を抜いてもらいました。
自由人で、言葉も遅く、オムツもなかなか取れず、と困ったちゃんだったムスメ。担任の先生も大変だったと思います。お友だちもいつも助けてくれました。いっぱいお世話を焼いてもらいました。おかげで、今は、弟とも喧嘩しつつも仲良く遊べる、「オトーサン大好き!」と自分の気持ちも素直に出せる女の子に育ちつつあります。癇癪で感情を爆発させることしか出来なかったムスメが「オカーサンのばかーーー!」と泣きながら言うようになりました。
ここまで支えてくださった周りの皆様に、心から感謝します。
ありがとうございました。