やっとやっと

ムスメ、5歳8ヶ月。自分の名前を書けるようになりました。
1音1音、名前を言いながら、ひらがなを書いて得意気に見せてくれたムスメ…良く頑張った。ハハは本当に嬉しい!

前にもチョロリと書いたのですが。先日ムスメには、軽度の『アスペルガー症候群』との診断が下りました。その時、先生に言われたのが
「外国人の子どもを育ててると思って接して下さいね…」

他のコが、すんなり身に付けていける事象が、彼女には、アタリマエでなかったりするのです。そして私が思う、彼女の最大のハンデは、『Why?(何故?)』が欠落している思考…*1。『何故?』がナイとゆーことは、『○○だから××』とゆー考えに至らないことが多いワケで。様々な事象に対する先読みも、殆ど出来てないのが現状。
ハハの愚痴を込みで例を挙げるなら(笑)、叱っても、怒られてる、としか思われず、日々、分かって貰うのが大変なのですよ。言葉通じてないなあ、と思うこと、多し。先生の台詞は、まさに言い得て妙…。

だからこの、名前が書けた、ってことが、すごい進歩…成長の証しに思えて、物凄く嬉しい。

発する言葉が、音だけの模倣ではなく、意味を以て、『会話』できるようになったのと同じように、言葉は字で表せること、その字を読み書きして、理解・表現できるんだ、ってことを、やっとやっと、分かってくれたのかなあ、と。
根気よく教えてくれたおばあちゃんに感謝!

ムスメはこうして、時間をかけてひとつひとつ、自分で身に付けていくしかないんだなあ、と改めて思う。自分を知って…でも、「だからダメ・無理…」とすぐ諦めることなく、「できるようになる!」と信じて生きて欲しい。
それが、父とハハの願いです。

*1:これはアスペルガー云々、ではなくムスメ特有のものかも。あくまで私の所見です